「自社のホームページにイベントの申込窓口を作りたいけれど、お支払い手続きまで同時に完結させる仕組みはどう作ればいいのだろうか……」
「24時間いつでもお客様から受動的に注文や予約を受け付け、その場でお支払いまで自動で処理できる手軽なシステムを探している……」
インターネット上で商品やサービスの予約・販売を行う際、多くの事業者様が「申し込みを受け付ける画面」と「代金を支払ってもらう画面」を別々に用意してしまい、バックオフィス側の管理実務が複雑になるという課題に直面します。
※バックオフィス:経理や総務、顧客管理などの後方支援部門のこと
別々のシステムを繋ぎ合わせるには高額なプログラミング開発が必要になるため、予算の限られた中小企業や新規事業の立ち上げ現場では、導入のハードルが高いのが実情です。
結論からお伝えすると、大規模なシステム改修を行うことなく、申し込みの受付とお支払いの窓口を完全に一本化する方法が存在します。それが、決済代行会社が提供する「フォーム決済」の活用です。
「フォーム決済とはどのような仕組みなのか具体的に知りたい」「決済機能付きフォームのテンプレートを使った実務への導入手順を学びたい」とお考えの事業者様に向けて、本記事ではフォーム決済の基本的な仕組みや、決済機能付き受付フォームを実務へスムーズに導入するための具体的な手順をわかりやすく解説します。
【1分でわかる】フォーム決済の仕組みと導入手順の要約
この記事の重要なポイントをリストでまとめました。お急ぎの方はまずこちらをご確認ください。
■ フォーム決済と従来のリンク決済の比較
特徴:Web決済の中で最も利用率が高い必須の決済手段
ターゲット層:満18歳以上(高校生を除く) 、BtoB、BtoC問わず幅広いお客様
| 比較項目 | フォーム決済(受動的) | 従来のリンク決済(能動的) |
|---|---|---|
| お客様へのアプローチ | 不特定多数のお客様が、自社サイトやSNSから24時間いつでも自発的に申し込む | 個別のお客様へ、メールやSMS等でこちらからお見積もりURLを送信する |
| 適したビジネスモデル | セミナーの受付、定額制レッスンの入会、単品商品の通販など | BtoBのオーダーメイド案件、デザイン修正等で金額が都度変わる個別見積もりなど |
| 運用のメリット | 受付からクレジットカード決済の完了までが、人の手を介さずに完全自動で処理される | お取引先の状況に合わせて、最適な請求タイミングをこちらでコントロールできる |
■ 決済機能付き受付フォームを導入する最短3ステップ
1. 決済代行会社へ申し込む
まずはサービスへの利用申請を行い、オンライン決済の加盟店審査を完了させます。
2. 管理画面で決済機能付き受付フォームを生成する
専門知識は不要です。提供されているテンプレートをもとに、必要な入力項目(お名前やプランなど)と金額を設定し、お支払い機能が最初から内包されたフォームを作成します。
3. 自社サイトやSNSのプロフィールなどに設置する
完成したフォームのURL、または埋め込み用のコードを自社のホームページやブログ、SNSに設置して、お客様からの注文を待つ状態を作ります。
フォーム決済とは?不特定多数から24時間いつでも自動受付できる仕組み
フォーム決済とは、お客様が個人情報や申し込み内容を入力するエントリーフォームの中に、クレジットカード決済などのお支払い機能があらかじめ組み込まれている決済システムのことです。
※エントリーフォーム:お客様が氏名や連絡先、希望する商品などを入力するWeb上の受け付け画面のこと
従来のオンライン販売では、お客様がフォームで申し込みを送信した後に、事業者側が手作業で銀行振込の案内メールを送るか、あるいは外部のカートシステムへお客様を移動させて改めて決済してもらう必要がありました。しかし、この方法ではお客様にお支払いの二度手間を強いることになり、途中で購入を諦めてしまう離脱(カゴ落ち)の原因になります。
フォーム決済を導入すれば、お客様は「申し込み情報の入力」と「クレジットカード情報の入力」を、同一の画面上で一度にまとめて終わらせることができます。これにより、事業者様が寝ている間であっても、システムが24時間体制でお客様からの注文と代金の回収を完全自動で処理してくれる仕組みが整います。
決済機能付き受付フォームを自社ビジネスに導入する3つの実務メリット
不特定多数のお客様から受動的に予約や注文を受け付けるビジネスにおいて、決済機能付き受付フォームの導入は、売上の向上と経理の効率化に大きな効果を発揮します。
メリット①:ホームページやSNSに設置するだけで、今すぐ運用を開始できる
本格的なショッピングカート(ECサイト)を構築する場合、数十万円から数百万円の開発コストと、数ヶ月におよぶ制作期間がかかります。
フォーム決済であれば、決済代行会社が用意している安全なシステムテンプレートを利用するため、自社でのプログラム開発費用は0円です。完成したフォームのURLを自社のホームページにリンクさせるか、あるいはSNSのプロフィール欄に貼るだけで、その日から自動受付の窓口を開設できます。
メリット②:入金確認の手間と、未入金の督促業務が完全にゼロになる
銀行振込による後払いをメインにしていると、「申し込みはあったのに、期日までに入金されない」「通帳の明細と申込者のデータを1件ずつ目視で突き合わせる入金消込に膨大な時間がかかる」という実務の悩みが絶えません。
※入金消込:売掛金の残高と、実際の銀行口座への入金額を照合して消し込む作業のこと
決済機能付き受付フォームであれば、お客様が申し込みを確定した瞬間にクレジットカード決済も同時に完了します。そのため、回収漏れのリスクが完全になくなり、誰がいつ支払ったのかも管理画面でリアルタイムに一元管理できます。
メリット③:スマートフォンからでも押しやすい、洗練されたデザインを標準装備
現在、オンラインの申し込みや購入の大部分はスマートフォンから行われています。そのため、フォームのデザインが崩れていたり、入力項目が多すぎたりすると、お客様はすぐにストレスを感じて途中でページを閉じてしまいます。
決済代行会社が提供するフォーム決済は、スマートフォンでの操作性に特化して細部まで最適化されたテンプレートが用意されているため、お客様にストレスを与えることなく、スムーズに決済完了まで誘導可能です。
具体的にどう選ぶ?自社の運用に合わせたフォーム作成のポイント
決済代行会社の管理画面から決済機能付き受付フォームを作成する際は、お客様が迷わずに手続きを完了できるよう、自社の提供するサービス形態に合わせたテンプレートのカスタマイズ(項目の設定)を行うことが重要です。
例えば、単発のセミナー受付やイベントの参加申込であれば、入力項目は「お名前」「メールアドレス」「参加希望日」といった最低限の要素に絞り込み、金額を固定して設置します。
また、毎月のお月謝を自動で回収したい学習塾やオンラインスクール、定額制の会員サービスなどであれば、初回のフォーム入力と同時に、翌月以降の代金を自動で引き落とす「継続課金決済」の仕組みをフォームに連携させておくのが最適です。
※継続課金決済:毎月や毎年など、決まったサイクルで自動的に代金を引き落とすシステムのこと
このように、自社がどのようなお支払いサイクルでお客様から受動的に売上を受け付けたいかを明確にすることで、実務に最もフィットするフォーム決済の形が見えてきます。
まとめ:フォーム決済を活用して、オンラインの受付窓口をスマートに自動化しよう
不特定多数のお客様からの申し込みや注文を効率よく受け付けるためには、受付とお支払いのステップを1つのフォームに一本化することが、売上拡大と業務効率化の双方において極めて重要です。
「自社のホームページに簡単な注文フォームを設置したい」「システム開発の予算はないけれど、安全なクレジットカード決済機能を持たせたい」とお考えであれば、まずはシンプルな仕組みから自動化をスタートさせてみましょう。
株式会社ペイメントフォーが提供するオンライン決済サービス「Paysys(ペイシス)」なら、面倒なホームページのプログラミング改修を一切行うことなく、管理画面から短い時間の操作で、自社のビジネスに合わせた「決済機能付き受付フォーム」を簡単に作成できます。Web決済の専門知識がない担当者様であっても、事前に必要な入力項目を作成すれば、最短1分で自動受付の窓口が完成します。さらに、主要なクレジットカード決済だけでなく、社内規定で銀行振込しか利用できないBtoB(企業間取引)の取引先向けに、自動で入金消込ができる「バーチャル口座決済」も同一のエントリーフォーム画面に同時提示可能です。お客様は自社の都合に合わせたスムーズなお支払いが選択でき、貴社側は誰がいつ申し込んで支払ったのかを一つの画面でリアルタイムに確認できるため、日々のバックオフィス実務の負担を大幅に削減します。
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