「新規の取引先とスポット契約を結んだけれど、請求書を発行して翌月末の銀行振込を待つのは資金繰り的にリスクがある……」
「お見積もり金額が確定した段階で、その企業専用の支払い窓口をスムーズに案内できたら商談がもっと早く進むのに……」
企業間取引(BtoB)における決済といえば、従来は「月末締め・翌月末払い」の掛け払いや銀行振込が一般的でした。
しかし、初めて取引を行う企業や、単発のコンサルティング案件、オーダーメイドの機材販売などでは、未入金リスクの回避やキャッシュフロー改善のために「先払い(着手前払い)」を希望するケースが増えています。その際、相手企業にとって最も手軽でスピーディーな支払い手段となるのがクレジットカード決済です。
とはいえ、BtoB取引は案件ごとにお見積もり金額が異なるため、一律の価格を提示する一般的なネットショップのような仕組みは使えません。
結論からお伝えすると、大がかりなシステム開発を行うことなく、確定したお見積もり金額に合わせた「専用の支払い窓口」を個別に発行し、メールやチャットで案内する方法は存在します。それが、WEB上で完結する「メールリンク決済」の活用です。
本記事では、見積もり後の個別決済をスムーズに実現する仕組みと、BtoB営業の現場を劇的に効率化させる具体的なやり方についてわかりやすく解説します。
【1分でわかる】BtoBでのメールリンク決済の概要と導入メリット
見積もり後にメールリンク決済を導入する3つのメリット
- 新規取引の与信管理の手間と貸し倒れリスクがゼロになる:決済時にカード会社が与信を行うため、自社で面倒な社内審査を行う必要がなく、入金日も確実に確定します。
- 請求書発行や入金消込の手間を劇的に削減できる:お客様が決済を完了すると、管理画面にリアルタイムで反映されるため、通帳と請求書を目視で照合する実務がなくなります。
- 取引先(バイヤー企業)の資金繰りにも優しい:受ける側は定められたサイクルで一括入金されますが、支払う側は法人カードの分割払い等を利用できるため、双方にメリットがあります。
従来の掛け払い、銀行振込と個別決済の比較
入金の確実性
個別決済:非常に高い
決済完了を確認してから業務に着手できるため、未回収リスクがない
掛け払い(銀行振込):普通
「後で振り込もう」による失念や、支払遅延のリスクが常に残る
経理の作業負担
個別決済:なし
管理画面で自動消込されるため、リアルタイムで入金状況を把握できる
掛け払い(銀行振込):多い
毎月、銀行の入金明細と請求書を1件ずつ手作業で一致させる必要がある
お見積もり確定から決済完了まで!
BtoBメールリンク決済の具体的な仕組み
案件ごと、取引先ごとに異なる金額の支払い窓口を用意する仕組みは、決済代行会社が提供する「メールリンクタイプ」と呼ばれる機能を利用します。
※メールリンクタイプ:特定の取引専用に発行した支払い画面のリンクを、メールやチャットツール等で個別にお客様へ送付する決済方法のこと
営業担当者の実務フローは、驚くほどシンプルでスマートです。
ステップ1:商談・お見積もりの確定
通常通り、お電話やメール、対面での商談を通じて、商品仕様やサービス内容に合わせたお見積もり金額(例:コンサルティング費用33万円など)を確定させます。
ステップ2:管理画面で専用の支払い案内を作成
決済代行会社の管理画面にログインし、お客様の企業名やメールアドレス、そして確定した「お見積もり金額」を入力します。画面上のボタンをクリックすると、その取引専用の安全な支払い画面へ繋がる決済リンクがその場で自動的に生成されます。
ステップ3:メールやLINEで案内を送信
生成された決済リンクを、お客様への案内メールやチャットツール、公式LINEなどに貼り付けて送信します。
お客様が手元のスマートフォンやパソコンからそのリンクをクリックすると、セキュリティで保護された安全な決済フォームの画面が表示されます。そこでお客様がクレジットカードなどの決済方法を選択して支払えば、その場で即座に手続きが完了します。
※決済フォーム:お客様情報の入力画面の中に、クレジットカード等の支払い機能が内包されているWEBフォームのこと
まとめ:請求実務の手間を無くし、攻めの営業活動に集中しよう
これからのBtoB営業において、お見積もり後の代金回収に時間やコストをかける必要はありません。
掛け払いによる未入金リスクや、毎月の煩雑な入金消込作業に頭を悩ませるくらいであれば、お見積もり後に案内を1本送るだけで完結する個別決済を活用するのが、最も合理的でリスクの低いスマートな戦略です。
株式会社ペイメントフォーが提供するオンライン決済サービス「Paysys(ペイシス)」のメールリンクタイプを導入すれば、大手インフラ系のような高額なシステム開発を行うことなく、営業担当者が管理画面から最短30秒で個別の決済案内を作成・発行できます。管理画面からお客様へメールやSMSを直接配信できる一元管理システムのため、案内URLの貼り付けミスや宛先の誤送信といった人的リスクを未然に防止可能です。さらに、社内規定でクレジットカードが使えない取引先に対しては、専用の仮想口座を同時に発行できる「バーチャル口座決済」の選択肢を同じ画面に提示できます。お客様側は普段通りの銀行振込を行うだけで、貴社側には入金がリアルタイムに通知され、売掛金の照合(自動消込)まで完了するため、BtoB特有の商習慣に寄り添いながらバックオフィスの負担を劇的に軽減します。
※自動消込:売掛金の残高と実際の入金額を照合して自動で消し込む作業のこと
従来の銀行振込や請求書の手作業に追われて営業のタイミングを逃してしまう前に、スマートフォン一台でいつでもどこでも請求案内ができる、効率的な個別決済を自社のビジネスに導入してみてはいかがでしょうか。
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